お城note

令和の石垣積直し

名古屋城本丸の東側に位置する、石垣の修復工事が進められています。2004年から解体が行われ、調査・分析を経て、2023年から本格的に積直しがスタートしました。すでに20年の歳月がかけられている、名古屋城内でも指折りの一大プロジェクトです。 読む→

400年前の美意識を鮮明に再現する復元模写

2018年に完成公開された名古屋城本丸御殿。一歩足を踏み入れると、絢爛豪華という言葉がふさわしいきらびやかな空間が広がります。ですが実は、現在私たちが目にしている本丸御殿の姿は、本当の意味での「完成形」ではないのです。襖絵や杉戸絵、天井板絵といった障壁画(しょうへきが)は、今もなお復元模写の制作が行われています。復元模写事業のあらましや、復元模写にかける思いを、制作者の皆さんにうかがいました。 読む→

ありし日の「町入り能」に思いを馳せて。尾張藩主が愛した能

「芸どころ名古屋」と言われるほど、昔から芸能や習い事が盛んな名古屋。その基盤をつくった尾張藩では代々、能が親しまれており、名古屋城でもひんぱんに演能が行われていたそうです。そんな当時を彷彿とさせる催しが企画されました。2023年9月30日の「名古屋城夜間特別公演【名古屋城本丸】薪能」です。当日は、雨により会場を名古屋能楽堂へ移しての開催になりましたが、当日のレポートを兼ねて、尾張藩主が愛した能や江戸時代の演能の様子についてご紹介します。 読む→

2023年は約10万人が来訪! 名古屋城夏まつりレポート

3年間続いていたイベント制限がなくなって初めて迎えた2023年夏。今年は全国各地でイベントやお祭りが行われ、名古屋城でも恒例の「名古屋城夏まつり」が、8月5日~15日(14・15日は台風により中止)に開催されました。
春夏秋冬、1年を通してお祭りが実施されている名古屋城ですが、開園時間を延長して開催される夏まつりは「大盆踊り大会」など、来場した人が参加して楽しめる催しが盛り沢山の人気イベントです。今回は、8月7日(月)の模様をレポートします。
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木曽・裏木曽で3年ぶりに「市民の森づくり」〜名古屋の城とまちをつくった森へ〜

名古屋城は、本丸御殿の復元をきっかけに、木材の産地である木曽・裏木曽で「名古屋市民の森づくり事業」に取り組んできました。江戸時代の名古屋のまちづくりにおいても欠かせなかった木曽ヒノキをはじめとする良質な木々。森の恵みでふたつの地域がつながってきたのです。
2022年9月と10月、新型コロナウイルスの影響で中止されてきた森づくりが3年ぶりに開催されました。たくさんの方が参加した、バスツアーの様子をレポートします。
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尾張藩は、尾張一国にあらず?

2022年11月19日(土)20日(日)、名古屋城二之丸広場にて「尾張藩連携フェア」が開催されました。
秋晴れの空の下、集結したのは尾張藩連携事業に参画する、愛知県、岐阜県、長野県の市町村です。
尾張藩連携事業とは、かつての尾張藩にゆかりのある地域や組織が協力して名古屋を起点とする「尾張藩周遊ルート」を新しく形成し、魅力的な観光資源としてPRしていこうという取り組みのこと。
尾張藩の威勢を今日の賑わいにつなげるパワフルなプロジェクトとして、期待を集めています。
それでは、フェア当日の様子とともに、参加地と尾張藩との関係についてレポートしていきましょう。
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夜のお城でクラシックコンサート

10月4日に「名古屋城秋まつり2022-2023」の催しの一つとして、夜間特別公演「タレイア・クァルテットコンサート」が開催されました。会場は名古屋城・本丸御殿南側の中庭。日中は暑さが感じられたものの、日が暮れると少しひんやりとした空気が感じられる中で、クラシック音楽をはじめ多彩な音楽に耳を傾けました。秋の気配と、音楽の響きに酔いしれたひとときをレポートします。 読む→

名古屋東照宮の天井画特別拝観も!城下町歩きで本町通に残る歴史を再発見

春爛漫の季節にさまざまなイベントを開催した「名古屋城春まつり2022」。東海エリアの魅力を体験プログラムとして届ける「大ナゴヤツアーズ」とのコラボ企画では、お城を飛び出して城下町へ!名古屋のまちづくりのルーツや近世から近代にかけての変遷をたどる、3時間のまち歩きツアーに出かけました。 読む→

お城イベント続々!城郭・城址めぐりの最前線をレポート

日本にはたくさんの城郭・城址があり、その魅力に惹きつけられるお城好きも増えています。建築的価値に興味をもつ人、歴史背景に思いを馳せる人など、城めぐりの楽しみ方はさまざま。 読む→

醸造の道が育んだ城下町の味「白醤油」

豆味噌、たまりなど、とかく色や味が濃い印象の尾張名古屋の醸造調味料。ところが、淡い色、やさしい味にもかかわらず、この地方で長く愛されている醤油があります。
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尾張藩士も愛した!?金魚の世界 らんちゅうに魅せられて

水中を美しくゆらめき、人々を魅了する金魚。中国から渡来し、江戸時代になると庶民にも広まりました。当時は尾張藩士も愛育していたとか。
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お城をバックに大盛り上がり!尾張・名古屋の盆踊り

日本の夏の風物詩、盆踊り。お盆にご先祖様の霊を迎え、踊りでもてなし供養するための行事ですが、尾張・名古屋の盆踊りは、全国的に見ても珍しいかたちで発展してきたものであることをご存知でしょうか?その理由を探ってみると、なんともユニークな名古屋らしさが見えてきます。
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江戸時代からそこにある石を探して

立派な天守閣も御殿も気にはなると思いますが、たまには下を向いてお城を歩いてみてはいかがでしょう。

名古屋城内を見渡すと、あっちにも、こっちにも、石、石、石。美しく積み上げられた石垣も含め、大中小形も様々な石があります。お城ですから、当然ですよね。でも、そんなたくさんの石の中には、江戸時代からずっとその場所にあり続けるものも。
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 言わずと知れた桜の名所 名古屋城 でも素敵な樹木は桜だけじゃないのよ!

名古屋城にはさまざまな種類の桜が植えてあり、時期をずらしながらその見頃が長く続く桜の名所。中でも正門そばの西之丸はゆっくり座って桜を愛でることができる名古屋城屈指のお花見スポットです。

そんな名古屋城西之丸の桜を、今年はより立体的に楽しんでいただくために、庭師の見城 周さんに監修をしていただきながら、これまでとは少し違うライトアップで桜の演出を行いました。 読む→

名古屋の町は金シャチだらけ!金シャチさんぽで町歩きが楽しく!!

名古屋のシンボルといえば名古屋城。名古屋城のシンボルといえば金の鯱、通称“金シャチ”。すなわち金シャチ=名古屋のシンボルです。事実、町を歩けばあっちにもこっちにもその姿が。彼らを探して歩く金シャチさんぽ」に出かけましょう!
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名古屋城をつくった木のおはなし 〜岐阜県中津川市 裏木曽を訪ねて(2)〜

名古屋城本丸御殿の復元に使われた木々はどこからやってきたのか?
木材のルーツを探り、岐阜県中津川市を訪ねたお話の続編です。
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名古屋城をつくった木のおはなし 〜岐阜県中津川市 裏木曽を訪ねて(1)〜

かつての姿そのままに復元された名古屋城本丸御殿。
みなさん、ご覧になったことはありますか。
匠の技が光る建築技術、障壁画をはじめとする豪華絢爛な美術調度品。
たくさんの見どころがありますが、今回お城noteで注目したいのは「木」です。 読む→

名古屋城公式おみやげ「NAGOYA CASTLE」シリーズ第1弾!

名古屋らしさがあって、カワイイおみやげがほしいなあ〜、とお探しのみなさま。そんなときは、名古屋城に新登場した公式おみやげ「NAGOYA CASTLE(ナゴヤ キャッスル)」シリーズがおすすめですヨ。第1弾はどんな商品が登場したのか、ご紹介します! 読む→

名古屋城でモーニングを。和傘とともにともに、夏の朝さんぽ

名古屋といえば、名古屋城。
でも、どこをみればよいのか、地元民でもちょっと悩んでしまうことが多いのでは?
そこで王道のおさんぽコースをはじめ、城内で唯一の茶亭でのモーニング、さらに、夏のおもてなし情報をお届けします。 読む→

about お城ノート

名古屋城と
名古屋のアレコレを、
気の向くままに

名古屋の観光といえば、名古屋城。
とりあえずの訪問先として思いうかべる人は多いはず。

名古屋の人なら、小さい頃、
親と一緒に行ったなぁ、と思い出す人もいるかもしれませんね。

なんとなくは知っているけれど、本当はよく知らない
名古屋城のこと、お城のあるまち名古屋のこと。

お城ノートでは、その想像以上に深い魅力や新しい楽しみ方を、
好奇心のまま、気の向くままにつづります。

お城が少し身近になったり、名古屋のまちに興味を持ったり、
あなたの旅のちょっとしたヒントになれば、うれしいです。