保存整備

本丸御殿の復元

四百年前の姿を鮮やかに復元

本丸御殿の画像

名古屋城本丸御殿は、近世城郭御殿の最高傑作として、天守ともに、1930年(昭和5)に旧国宝第1号に指定されていましたが、1945年(昭和20)の戦災により、残念ながら焼失してしまいました。
しかしながら、309枚の昭和実測図や約700枚の古写真、戦火を免れた1,049面の障壁画などの豊富な史料が大切に保管されてきました。そうした先人が残した第一級の史料をもとに、名古屋市では史実に忠実な復元を進めています。