復元の記録 動画ギャラリー

ヒノキの育つ木曽地方(長野県木曽郡及び岐阜県中津川市)の自然や人を撮影し、尾張の歴史と御殿との関わり、復元事業の意義、木造建築の良さをご紹介します。(愛知県遊技業協同組合制作)

上洛殿の格天井は、煌びやかな辻金具で飾られています。部屋ごとに異なる、様々な模様をご覧いただけます。

濡縁の中でも座敷や縁より一段低く設置されたものを落縁といいます。上洛殿周辺の落縁の各種部材や取付けの様子などをご紹介します。

湯殿書院の風呂屋形は、竈で湯を沸かし湯気を内部に引き込むサウナ式の蒸風呂でした。 部材加工から取付けの様子などをご紹介します。

松材が多く用いられる黒木書院の土台の据え付けから屋根部分の骨組み「小屋組」までをご紹介します。

復元模写で鮮やかによみがえった障壁画を、梅之間の壁に取り付ける様子をご紹介します。

2016年6月1日から対面所・下御膳所の公開(第2期)が始まりました。5月30日に行った公開記念式典や6月1日のオープニングセレモニーなどの様子をご紹介します。

2015年度の本丸御殿復元工事をまとめました。
対面所、上台所の工事や彫刻欄間製作の様子を紹介しています。

上洛殿にはかつて、彩色された彫刻欄間が取り付けられていました。
井波の木彫刻師による欄間の製作風景をご紹介します。

延焼防止のため、屋根は?葺ではなく本瓦葺にしています。
土居葺の上に本瓦葺をしていく様子や煙出(けむだし)の工事の様子を紹介します。

上台所は、延焼防止するため、屋根裏に漆喰を塗っている部屋です。
どのように漆喰を塗っていくかを説明しています。

対面所の格天井は、とても豪華な黒漆塗の二重折上げ小組格天井です。部材加工から仮組み、取り付けなどをご紹介します。

2014年度の本丸御殿復元工事をまとめました。
上御膳所・下御膳所等の工事や建具製作の様子を紹介しています。

屋根の形を造る上で必要な部材のひとつ
野隅木の取り付けを紹介します。

床下の壁は、格子と漆喰壁で仕上げます。
床下格子の枠を組み立て、取付ける様子を紹介します。

建具を建て込む開口部に取り付ける「鴨居」の加工と 取り付けを紹介します。
「操出ほぞ差」という方法で取り付けます。

本丸御殿に建て込む「建具の製作」を紹介します。
美しく仕上がっていく建具や細かな組子の細工をご覧いただけます。

地長押は、建物の礎石の上で外観を形成する長い横架材です。美しく仕上げられていく様子を紹介します。

本丸御殿復元工事は、できる限り旧来の工法で建物を復元しています。
柱の加工や現場での建て込みを紹介します。

上御膳所には囲炉裏がありました。
石材を組み立て囲炉裏を復元する様子をご覧いただけます。

2013年度の本丸御殿復元工事をまとめました。
対面所・下御膳所の木工事・屋根工事を紹介しています。

破風板のような大きい部材は、原寸型板を使って木材を加工します。
2期工事の中で最も格の高い対面所の破風板と懸魚の加工を紹介します。

焼失した本丸御殿の軒下周りは、「たたき」で仕上げられていました。
左官職人がその復元を行いました。

本丸御殿の建物は焼失しましたが、襖絵は焼失を免れ 400年の歴史を物語ってくれます。
復元本丸御殿の襖絵も長く後世に伝えられるよう 伝統の手漉き和紙を下地に用います。

屋根の妻に取り付ける大きな部材「破風板」の原寸型板の作成を紹介します。
木工事の一連の工程の中でも特に正確さが求められる作業です。

伝統的な建物の軒は、木組みの美しさを楽しめるところです。
複数の部材が重なり仕上がっていく過程を紹介します。

第2期部分の対面所の工事を紹介します。
桁や梁の役割や、大工のたくみな木材加工・施工(建て方)をご覧いただけます。

平成25年5月29日から本丸御殿の玄関・表書院を一般公開しています。
竣工記念式典やオープニングセレモニーで完成・公開を祝いました。

2009年の復元工事着工から2013年の玄関・表書院完成までを約13分にまとめたものです。ナレーションを入れ、本丸御殿を初めて知る方にも分かりやすい動画にしました。

2012年度(1年分)の本丸御殿復元工事の様子をまとめたものです。ナレーションを入れ、より分かりやすく紹介しています。

本丸御殿には多数の飾金具が取り付けられていました。
復元工事では、こうした飾金具も忠実に復元します。

本丸御殿の壁のほとんどが、真っ白な漆喰の壁です。
たくみに漆喰壁を仕上げる職人技を紹介します。

玄関の屋根には、破風(はふ)金具という大きな飾金具を取り付けます。
玄関の屋根に御殿らしい風格が備わります。

懸魚(げぎょ)は、建物を火災から守るためのまじないとして屋根に取り付けたと言われています。
彫刻が美しい懸魚の製作過程をご覧ください。

8月と11月に、普段は足を踏み入れることのできない工事現場内に見学コースを設けて工事中の玄関・表書院を間近に見ていただきました。匠の技にも挑戦!!

玄関・表書院の鴨居や根太を取り付けている様子をご覧いただけます。
あわせて職人の道具の手入れの様子を紹介しています。

名古屋城本丸御殿の瓦は、三州瓦の産地である愛知県高浜市で製作されます。
ここでは、棟の端の部分に使う飾り瓦「獅子口」(ししぐち)の製作風景を紹介します。

5月12日　市民による森づくりを木曽で行いました。"豊かな森の再生"への思いを込めて地元の方々と植樹や間伐作業に取り組みました。

2011年度(1年分)の本丸御殿復元工事の様子をまとめたものです。ナレーションを入れ、より分かりやすく紹介しています。

中之口部屋での梁の加工・取り付けの様子を紹介します。桁の上に、太い丸太が次々と組まれていく様子をご覧ください。

本丸御殿の足元を支える礎石と束石。焼失前の本丸御殿の礎石と同じ産地、愛知県西尾市の花崗岩を使い、伝統の技で作り上げます。

書院造の建築に欠かすことのできない長押(なげし)。長押どうしが直角に接続する部分に行う雛留(ひなどめ)という加工の様子を紹介します。

中之口部屋の屋根の妻部分に破風板を取り付けました。その破風板の加工と取り付けの様子をまとめました。

表書院の柱、梁など軸組みの組み立て(建て方)の様子を紹介します。本丸御殿の中で最大の建物がついに、形をあらわしました。

本丸御殿の屋根は、「こけら」という板を重ねてつくる、こけら葺きです。
このこけら板を下から順に釘で打ち付けていく作業を紹介します。

7月12日、本丸御殿の中で最大の広さをもつ「表書院」の棟上げにあわせ、上棟記念式典を開催しました。また御殿の上棟を記念し、特別観覧コースでの現場見学会などさまざまなイベントを行いました。

2010年度の本丸御殿復元工事をダイジェストでご覧いただけます。

3月19日開催の匠体験塾の様子です。本丸御殿復元工事に携わる大工さんたちから、匠の技の実演・指導をしてもらいました。今年は初めて、中級コースを実施しました。

本丸御殿の軒先を下から見上げると、美しく緩やかなカーブを描いた垂木が均等に並ぶのを見ることができます。このうち、軒先の外側に位置する「飛檐垂木」の墨付けから加工までを映像にまとめました。

今では神社仏閣や歴史的建造物の修理など限られたところでしか使われない和釘。1本1本叩いて作り上げる和釘づくりの様子を紹介します。

左官工事はいよいよ壁土を使う段階に入りました。前回の小舞掻きに引き続き、荒壁土塗り、貫伏せ、大斑直しの様子を紹介します。

本丸御殿の壁は伝統的な土壁です。その下地を作る小舞掻きの様子をご覧いただけます。

10月16日から11日間、完成後には見ることのできない玄関内部の屋根裏や壁の下地、床下の様子などを見学いただきました。

本丸御殿の軒には美しく大きな曲線が使われています。その軒廻りを組み立てる様子をご紹介します。

本丸御殿の復元をきっかけに始まった「市民による森づくり」は今年で3年目を向かえました。9月18日、快晴の秋空のもと岐阜県中津川市加子母の森で市民110人が行ないました。

本丸御殿の玄関を美しく彩る虹梁(こうりょう)の彫刻と取り付け作業の様子をご覧いただけます。

土壁の本施工に向け、左官材料や施工手順などの確認のため試験施工を行いました。

素屋根の中で本丸御殿の柱を建てる作業が始まりました。初日の玄関の柱を建てる様子をご覧いただけます。

本丸御殿を支える礎石の据え付けと、柱の下面を礎石の形状に合わせて彫る「ひかり付け」の作業をご覧いただけます。

一期工事の荒壁塗りの施工に先立ち荒壁土作りを行いました。この作業の後、土は、荒壁土ができるまでしばらく寝かせます。

2009年度に撮影した映像をダイジェストでご覧いただけます。

2月20日開催の匠体験塾の様子です。本丸御殿復元工事に携わる大工さんたちから、匠の技についての説明と継手制作の実演・指導をしてもらいました。

原寸場で行われている原寸図の作成作業をご覧いただけます。また、木材に墨付けを行う際の「ものさし」となる間棹(けんざお)についてご説明いたします。

素屋根とは、建設中の本丸御殿を風雨から守るための大きな仮設の建物で、地上約9ｍの高さにある見学通路から工事の様子をご覧いただけます。本動画では、本丸御殿の柱や壁の位置などを印す「墨出し」という作業を行っております。

工事見学コーナーでは、隣接する工事現場の様子を窓から見学できるほか、復元工事に関する様々な展示をしています。
御深井丸にある木材加工場・原寸場では、見学通路から木材の墨付けやカンナがけなどの作業をご覧いただけます。