名古屋はお城の見えるまち。いろんな場所から名古屋城を見ることができます。でも、意外とまちのどこから見えるか知らない方も多いのではないでしょうか?
今回は、名古屋城が見える場所を探しにあちこち出かけてきた様子をレポート!「名古屋城が見えるまち」をテーマに開催した、2つの企画の様子もお届けします。
名古屋はお城の見えるまちだった
かつては現・緑区の鳴海宿からも名古屋城が見えていたという浮世絵もあるほど、名古屋はいろんな場所からお城が見えるまちだったようです。
『東海道 鳴海』(豊橋市二川宿本陣資料館)
現在では、名古屋は高層ビルやマンションが増え、名古屋城が見える場所は以前と比べるとかなり少なくなってきました。名古屋城が見えた東山スカイタワーも、今では写真のように高層ビルに隠れてしまったと表示されています。![]()
それでも名古屋城の見える場所はまだまだあるはず!名古屋市内を中心に、名古屋城を探すまち探検に出かけてきました。
名古屋城を探しにまち探検へ
〈名古屋市内の高い場所から名古屋城探し〉
まずは高いところなら見えるのではないかと、名古屋城を探しに出かけてみました。
①ミッドランドスクエア屋外展望台「スカイプロムナード」
名古屋駅のすぐ近くにあるミッドランドスクエア44-46階に位置する、屋外展望台の「スカイプロムナード」。なんとその高さは地上220メートル!目の前に広がる夜景と、真ん中に浮かび上がる名古屋城は圧巻でした。![]()
②平和公園アクアタワー
平和公園の北側にあるアクアタワー。地上40メートル(標高120メートル)に展望室があり、そこから名古屋城を見つけることができました。![]()
![]()
〈名古屋城周辺で名古屋城探し〉
名古屋城周辺でも名古屋城が見える場所を探してみます。
③エスパシオ ナゴヤキャッスル
「世界に誇るアートミュージアムホテルへ」をコンセプトに、2025年10月に開業したラグジュアリーホテル「エスパシオ ナゴヤキャッスル」。名古屋城を目の前に臨むホテルからは、一体どのようにお城が見えるのでしょうか。
![]()
特別に許可をいただき、4階のレストランフロアから名古屋城を撮影させていただきました。
宿泊ゲスト専用エレベーターを降りると、目の前にどんと現れる名古屋城。その感動は言葉も出ないほどでした。![]()
池泉庭園の水面に映るお城も美しく、まさにここでしか見られないお城の姿です。
〈公共交通機関から名古屋城探し〉
公共交通機関からも名古屋城を見ることができました!
④名古屋空港直行バス
高速道路の高さなら名古屋城が見えるのではないかと、名古屋駅から出ている「名古屋空港直行バス」にも乗車してみました。
進行方向左手に名古屋城を発見!5階の窓の向こう側が見えるので、同じ高さで走っていることがわかります。
![]()
![]()
⑤JR東海交通事業 城北線
清須市・枇杷島から春日井市・勝川を結ぶ6駅だけの路線「城北線」。高架なので名古屋城が見えるのではと思い、勝川駅から乗ってみました。1両のみのワンマン運転、1時間に1本なのでドキドキです。
尾張星の宮駅周辺から名古屋城を撮影することができました(写真の中央左)。電線に被っちゃうご愛嬌も、お城探し旅の醍醐味です。テレビ塔など名古屋のまちなかもよく見えました。
そして、思いがけない収穫が!なんと反対の北側には清洲城を見ることもできました。お城好きにはたまらない城北線です。
![]()
大ナゴヤ大学とのコラボ授業を開催
ナゴヤのまちを舞台に学びの場をつくる「大ナゴヤ大学」と、2025年12月から2026年1月にかけて2つのコラボ企画を開催しました。
まずは1月に開催したコラボ授業の様子をお届けします。タイトルは、「"名古屋城の見えるまち"で半日旅!みんなで城見えスポットを探しに行こう」。![]()
名古屋城周辺チームは、名古屋能楽堂近くの歩道橋や大学のキャンパス内、トナリノ2階などから名古屋城を発見!下水道科学館の前の通りには、名古屋にちなんだ絵柄のマンホールが並んでいました。
![]()
愛知学院大学名城公園キャンパスより
![]()
金鯱や名古屋名物をあしらったマンホール蓋が並ぶ
名古屋市内チームは、庄内川の河川敷やまちなかの交差点、ショッピングモールの屋上などから名古屋城を発見!
![]()
庄内川から見えた名古屋城(参加者撮影)
![]()
名古屋市内の交差点越しに見えた名古屋城(参加者撮影)
名古屋市外チームは作戦会議の結果、尾張旭市にある「スカイワードあさひ」に行くことに。当日はあいにく、9階の展望室に行くエレベーターが改修中で、名古屋城は見れずじまいでしたが、帰りに名鉄瀬戸線の車窓から名古屋城を発見したそうです。
![]()
スカイワードあさひへ向かう
それぞれのチームが名古屋城を発見することができ、参加者のみなさんは大満足な様子でした。「名古屋城を意識してまちを見るのがおもしろかった」「お城を身近に感じた」などの感想が集まりました。
![]()
さらに詳しい授業レポートはこちらよりご覧いただけます。
後日、スカイワードあさひの展望室に行ってみました。「9階から名古屋城が見えるはず」という職員さんからの情報もありましたが、天候のせいなのか間に建物が建ってしまったのかはわかりませんが見つけられずでした。![]()
スカイワードあさひの9階展望室より名古屋方面を撮影
さらに後日談。スカイワードあさひの職員さんより、展望室の備え付けの望遠鏡(有料)を使用したら、名古屋城を確認することができたと連絡をいただきました。肉眼やわたしの持っているカメラの望遠レンズでは見つけることは難しかったですが、さすが望遠鏡!次は覗いてみようと思います。

![]()
望遠鏡から見た名古屋城(スカイワードあさひ提供)
インスタグラム参加企画のようす
2つ目のコラボ企画は、「インスタグラム参加企画」。ハッシュタグ「#名古屋城が見えるまち」をつけてもらい、まちなかで発見した名古屋城をたくさんの方に投稿いただきました。
投稿いただいた中には、名古屋市役所の屋上から撮られた写真もありました。毎年、文化の日の11月3日には市役所の屋上が特別開放されるので、その時に撮影されたものだそうです。![]()
ちなみに市役所職員さんに聞いたところによると、職員の中には名古屋城を見ながら仕事をしている方もいるのだとか。城好きの方からしたら、たまらない職場ですね。
名古屋城をいろんな場所から探してみる本企画。お楽しみいただけたでしょうか?他にも見えるところがあると思うので、ぜひどんな場所から見えるのかを探してみてくださいね。
わたし自身、この記事を作成する中で名古屋城のことを意識する機会が増え、グッと身近な存在になりました。みなさんもこの記事をきっかけに、名古屋城を身近に感じてもらえたら嬉しいです。
Text:Haruka Sugawara
Photo:コラボ企画にご参加いただいたみなさん、大ナゴヤ大学、Norihisa Enomoto、Haruka Sugawara