催し

西の丸御蔵城宝館展示

開催予告 西の丸御蔵城宝館開館5周年記念特別展 「黄金をまとう鯱」

2026年10月01日 ~ 2026年11月29日

開催予告 西の丸御蔵城宝館開館5周年記念特別展 「黄金をまとう鯱」の画像

趣旨

城の天守を飾る鯱は、織田信長が安土城に取り入れて以降、多くの城郭で用いられるようになりました。なかには、瓦の鯱の一部に金箔を施し、華やかに仕立てた城もあります。
徳川家康は、さらに鯱のほぼ全身を金板で覆うことで、永く輝き続ける荘厳な姿を求めたと考えられます。こうして完成した名古屋城の金鯱は、尾張藩の努力と工夫によって、その輝きを保ち続けてきました。
本展覧会では、実物資料を通して、金鯱をめぐる歴史と、これまでの研究成果をご紹介します。

会期

令和8(2026)101()~令和8(2026)1129()

※展示の詳細につきましては10月1日(木)に公開いたします

会期中は無休(催事等で変更になる場合があります。)

主催

名古屋城総合事務所 名古屋城調査研究センター

一般財団法人 名古屋城振興協会

主な出品資料

御天守鯱木地仕口寸尺之図.jpg

「御天守鯱木地仕口寸尺図面」
「ごてんしゅしゃちきじしくちすんしゃくずめん」
文政10年(1827)閏6月 名古屋城総合事務所蔵

 文政の修理の際に、尾張藩作事方が鯱の寸法やパーツの組み方などを調査して記した図面。本図は、修理後に鳥除(とりよ)けとして、縦と横に銅線を張り、先端に銅の鋲を設置したことが記されています。

名古屋城天守(戦災焼失)南方金鯱(東面より望む).jpg

「ガラス乾板写真」名古屋城天守北方金鯱
「がらすかんぱんしゃしん」なごやじょうてんしゅほっぽうきんしゃち
昭和15~16年 (1940~1941) 名古屋城総合事務所蔵

名古屋城の国宝建造物や本丸御殿障壁画を撮影したガラス乾板写真のうちの一枚。天守に足場を組んで東面から撮影した写真であり、焼失前の金鯱を間近で捉えた最後の写真として貴重です。

金鯱関連資料.jpg

「名古屋城金鯱関連資料」(名古屋市博物館 藤原吉希 撮影)
なごやじょうきんしゃちかんれんしりょう
名古屋城総合事務所蔵

名古屋城で保管・伝世されてきた焼失を免れた金鯱の資料。空襲前に脱落・盗難され後に採集されたものや被災後に回収された資料、戦前の分析等により改変された資料などを含みます。銅板に薄い金板を張り合わせており、金鯱の金が最表面にのみ施されていたことが分かります。