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重要文化財名古屋城旧本丸御殿障壁画「麝香猫図」「槙楓椿図」の特別展示

2019年11月01日 ~ 2019年11月18日

重要文化財名古屋城旧本丸御殿障壁画「麝香猫図」「槙楓椿図」の特別展示の画像

名古屋城本丸御殿に、重要文化財障壁画「麝香猫図( じゃこうねこず) 」「槙楓椿図(まきかえでつばきず) 」を特別展示いたします。

今回は、表書院二之間・三之間境の襖4枚(障壁画8面)全てを、焼失前の本丸御殿と同じ場所にはめ込んで展示することによって、往時の様子を再現します。

焼失前の本丸御殿の雰囲気を感じていただける、またとない機会です。ぜひご覧ください。

展示期間

令和元年1 11日(金曜日)から1 11 8日(月曜日)まで

展示場所

名古屋城本丸御殿 表書院二之間・三之間境

展示物

国指定重要文化財「麝香猫図」「槙楓椿図」

江戸時代初期(慶長期)に狩野派の絵師によって描かれ、戦災の難を免れた、国指定重要文化財の名古屋城本丸御殿障壁画。このたび展示される「麝香猫図」「槙楓椿図」は、慶長2 0年( 1 6 1 5 )に築造された表書院の障壁画です。

表書院は藩主に謁見するための建物で、部屋ごとに障壁画の画題・季節が描き分けられました。三之間の「麝香猫図」は海棠(かいどう) ・紫蘭( しらん) ・躑躅(つつじ)の花を描く夏の景観です。麝香猫は当時、高貴な動物と考えられ、障壁画の画題として好まれました。二之間の「槙楓椿図」は紅葉した楓を描く秋の景観です。

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   表書院三之間西側襖絵4面「麝香猫図」

makikaedetubakizu.png   表書院二之間東側襖絵4面「槙楓椿図」

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