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重要文化財障壁画「梅竹雀図」「花卉図」の特別展示

2019年05月24日 ~ 2019年06月10日

重要文化財障壁画「梅竹雀図」「花卉図」の特別展示の画像

名古屋城本丸御殿に、重要文化財障壁画「梅竹雀図」「花卉図」を特別展示いたします。
今回は、上御膳所御上段・上之間境の襖4枚(障壁画8面)全てを、焼失前の本丸御殿と同じ場所にはめ込んで展示し、往時の様子を再現します。

展示期間:令和元年5月24日(金)から6月10日(月曜日)まで

展示場所:名古屋城本丸御殿 上御膳所 御上段・上之間境

展示作品

国指定重要文化財「梅竹雀図」「花卉図」
江戸時代初期(慶長期)に狩野派の絵師によって描かれ、戦災の難を免れた、国指定重要文化財の名古屋城本丸御殿障壁画。このたび展示される「梅竹雀図」「花卉図」は、寛永11年(1634年)に三代将軍家光が上洛する際に増築された上御膳所の障壁画です。上御膳所は、料理の配膳・温め直しをするための建物で、御上段は将軍用の料理膳を置く専用の部屋であったと考えられます。この障壁画は御上段・上之間を仕切る襖に描かれました。梅・ツツジ・タチアオイなど、春から夏にかけての花が、雀とともに淡い色彩で表されています。

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