市民説明会事前質問等一覧 1 実施期間 令和8年1月5日(月)から1月30日(金) 2 回答数 ウェブフォーム 15名 郵送2名 合計17名 3 内容 1.天守閣整備事業全般に関する質問等 28件 2.「復元における史実性とバリアフリーの両立」に関する質問等 18件 3.「石垣等遺構の保存」に関する質問等 4件 4.「現天守閣の価値の継承」に関する質問等 6件 5.「市民等の理解促進と機運醸成」に関する質問等 3件 合計 59件 1. 天守閣整備事業全般に関する質問等 1-1 木造化を中止して、現天守閣のまま、耐震、免震、制振、その他の強度補強と可能な範囲での「復元」を目指すことは選択肢にないか。 1-2 大幅な工期の遅延により(事業費が)2倍以上に膨張していると思う。あらためて見積もりをやり直して予算を明示したうえで、木造復元でいくか、新工法による現天守の耐震・バリアフリー改修に戻すべきかを検討し、議会で徹底議論すべきです。 1-3 財政収支は大丈夫か。新たな市民負担が数百億円も発生するならば、見直すべきだと思う。 1-4 木造復元天守の外観が現天守閣と大きく変わらなければ、基礎を含めて最新の建築技術を活用して進める。再度論議、検証を行い、現天守閣を解体し、バリアフリー対応、エレベーターの設置を行い、誰一人市民を取り残さない名古屋城の再建を希求する。 1-5 着工時期が見通せない今日、現在の物価上昇や人手不足を勘案すると、さらに事業費が上昇することが予想される。事業費の莫大さと必要性について再度市民の意向を確認する必要があると思う。 1-6 わずか4年で竣工に至るという前提条件の中で選ばれた技術提案に基づいた受注者の選択ですので、前提が崩れた今、改めて事業主体を選考しなおすのが、公共団体としては公平な事業者選定と考える。 1-7 公共団体が発注する伝統的な木造建築なので、技術の継承発展に寄与する工法を採用することが求められるのではないか。その点でも現協定に基づく事業の執行は望ましいといえず、改めて条件を整理し発注しなおすのがよいと思う。 1-8 説明会が広く市民に開かれていない。市民と自治体、必要に応じて 業者、有識者が対等に論議を尽せるようにしたい。 1-9 「史実に忠実な復元」と「バリアフリー」が現在の技術では両立できないことを認め、将来こうした条件が整うまで、本事業を停止すべき。 1-10 平成26年6月27日に、当時の市長河村たかし氏が名古屋市議会本会議において述べた、「はっきり言っておる」とする「文化庁」とは誰の発言なのか 1-11 平成26年の市長見解が事実と異なっているのであれば、そうした誤認から始まった本事業について、現在、名古屋市はどのような見解を持つものか。 1-12 在館者2万人では8時間かかり、現在のような開場時間では受け入れることができない。名古屋城の営業時間を修正される考えは有るのか。または、2016年の収支計画について、再考されるお考えが有るか。 1-13 現在策定されている範囲で、避難路、避難計画をお示し願いたい。 1-14 避難計画に対する名古屋市消防長の見解をお示し願いたい。 1-15 避難計画についても、情報開示を求められれば市民に事実を示すべきではないのか。 1-16 「名古屋城天守閣事業の進め方について」の「3.事業の流れ」(p.9)の図について「建築審査会の同意」については、この図中、どこに入るか。 1-17 市民と徹底した対話の中にこそ、事実があり、民意がある事を受け止め、徹底した情報の開示と、ごまかしのない事実に基づいて、再度、市民説明会を開催すべきである。 1-18 名古屋市が一方的に論点を定めて「市民説明会」とすることは、まさに「スケジュールありき」の一方的な姿勢ではないのか。 1-19 歴史展示における多角的視点と多様性への配慮について、天守閣整備事業の展示計画において、武将や権力者の功績ばかりが強調され、歴史の裏側にあった人々の実態が軽視されている懸念がある。 1-20 復元は設計図がしっかり残っていればいつでも出来る。今の必要性は何か。 1-21 市民アンケートは平成28年6月に結果報告され、すでに10年経過している。天守閣復元についての市民意識が低下・高揚しているかどうか確認する必要があると思う。再度「市民アンケート」を実施しないか。 1-22 今の天守は価値がある、耐震保存活用が決まっていた。解体は現天守の解体から始まるので、これを市民に聞くべきである。 1-23 木造復元か現天守閣の耐震改修か、抽出アンケートでも良いので市民に問い直す計画はないのか。 1-24 本市民説明会までに、建設費、工期、金利・起債条件、採算レンジを示せるか、示せないならその理由といつまでに示す予定か。 1-25 「サクラ」問題の調査の現状は。 1-26 2018年の「エレベーターを設置しない方針」を出した経緯。 1-27 議会の付帯決議を無視し、木材を約40億円購入した経緯。 1-28 名古屋城関係職員へのパワーハラスメント調査の現状。 2.「復元における史実性とバリアフリーの両立」に関する質問等 2-1 バリアフリーはおろか、消防法等、現在の建築基準適合に解が無いのは明らで、折り合いは不可能と思う。 2-2 本格的な木造建築にするならば、消防法の遵守は当然だが、バリアフリーは最低限にすべきと考える。 2-3 各階層の内装を木造で構築することにより史実性を反映させ、バリアフリーやエレベーターの設置についても推し進め、「木造復元天守」施策を転換し、二度と燃えない象徴としての天守閣を再現する。 2-4 エレベーターのハード的な設置が難しいようなら、運用面でカバーすることを検討してみてはどうか。 2-5 優秀提案は「史実に忠実な復元」と法の要請する「バリアフリー」の両立を満たしていないことを認め、技術が完成するまで名古屋城天守閣整備事業を延期する考えはないか。急がなければならない理由とは何か。 2-6 天守閣の整備は木造復元ではなく、既にある史実に忠実な外観とバリアフリー完備が可能な現天守閣の耐震改修がベスト、なぜそうしないのか。 2-7 バリアフリー法は「移動等円滑化基準」を定めている。名古屋市はこの基準の適用除外を受ける方針と聞き及んでいるが、安全性の観点から重大な懸念がある。 2-8 高齢者や障害者のみならず、あらゆる利用者が館内で体調不良や災害に遭う可能性がある。 2-9 名古屋城は本市を代表する歴史的財産であり、市内の子供たちの学習の場であるべきだが、現状は障害を持つ子供たちの学習機会を奪っているという指摘がある。 2-10 公共機関には障害者差別解消法に基づく「合理的配慮」が義務付けられており、また過去の差別事案を重く受け止める必要がある。 2-11 古くからあるものに無理矢理バリアフリーにしろとかは思わないが、建て直すならみんな行けるようにするべき。ユニバーサルデザインが当たり前になってきているのに入れない人がいていいのか。 2-12 階段昇降機では難しい。基準を遵守するエレベーター(15名程)がよいのではないか。木造化天守閣の木材や梁は変えてでもよい。 2-13 なぜバリアフリー化、エレベーター設置が、現段階ではとても小さい昇降機に限定をされているのか。 2-14 制限なく、みんな行ける、登れるくらいのバリアフリーはあるべき。 2-15 高齢者も子どもも天守閣に登るために、エレベーターを設置して欲しい。 2-16 上下移動に配慮を要する特別支援学校の子どもたちは、全く想定していないということか。小さな子供を連れた保護者、配慮を要する高齢者等、エレベーターを必要とする方は、世界中にいるが、どのようにお考えか。 2-17 障害者差別解消法に基づく「合理的配慮」が義務付け。差別解消をどうするのか。 障害者差別解消法があるので、やらなくてはいけないと思う。 2-18 物価高騰に賃金アップが追いつかない今、史実性に忠実な復元が必要か。2026年アジアパラ大会の開催地でもあり、バリアフリーは必要だと思う。   3. 「石垣等遺構の保存」に関する質問等 3-1 石垣こそ価値があるものであり、この保存と再構築を大前提とすべき。 3-2 石垣の保存は絶対であり、現在の天守閣を壊す際に石垣が崩れるなら、現在の天守閣の耐震化の方が良いと思う。 3-3 名古屋城の石垣は築城当時の姿を残す貴重な文化財としての特別遺跡のため、修復して適切な保存が必要と考える。まずは、石垣等遺構の構築・完成を済ませてから、実施すべきと考えるが如何か。 3-4 石垣等遺構の保存に必要な予算や今までかかっている費用は、どれだけか。   4.「現天守閣の価値の継承」に関する質問等 4-1 現天守は国宝天守焼失後、市民の要望で建てられた。そのこと自体が名古屋城の重要な歴史であり、戦争の無益さの象徴として、現天守こそ残すべき財産と思う。 4-2 現天守閣こそが戦災で焼け落ちた天守閣を市民の浄財で再建したという、名古屋市民の誇りであり、登録有形文化財とすべき。 4-3 当時も木造の設計図があったが、二度と火災で燃えないようにという市民の思いから鉄筋コンクリート造りになったものなので、簡単に壊してほしくない。 4-4 博物館としての機能と外観の継承をしていただきたい。 4-5 現天守閣を耐震改修して保全することこそ、価値の継承そのものである。なぜそうしないのか。 4-6 名古屋市はなぜ現天守閣について国の登録有形文化財への登録申請を行わないのか。木造復元という目的のために、現存する歴史資産の価値をどのように評価し、整理しているのか。   5.「市民等の理解促進と機運醸成」に関する質問等 5-1 エレベーターなどバリアフリーと本格的木造で市民の間に意見が大きく分かれているなら、無理して木造再建はしない方がよいと思う。 5-2 いまだに竣工の見通しも立たない木造復元に、市民の機運醸成など不可能。木造復元は本当に可能か。 5-3 市民などの理解促進と機運醸成には、具体的にどういったことを実施しようと予定しているか。名古屋市の予定に反した市民の意見を尊重しながら追加していくことを希望する。