保存整備 / 天守閣の整備

復元事業の進捗情報

名古屋城天守閣整備事業先行工事(木材の製材)

工事件名

名古屋城天守閣整備事業先行工事(木材の製材)

 

工事期間

平成30(2018)年7月4日~令和4(2022)年12月16日

 

契約内容

柱や梁などの主要な構造部材の手配・製材を行う。

樹種 本数(本)
1,367
689
12
米ヒバ 255
2,323

  

調達状況(令和4(2022)年1月時点)

樹種 本数(本)
1,367
692※
12
米ヒバ
2,071

  ※米ヒバ(外国産材)として調達を予定していた255本(梁3本、土台252本)の内、国産材で調達できた松材(梁3本)を含む。

保管状況(令和4(2022)年1月時点)

●【岐阜】資材倉庫7 高山倉庫1_無害化済.jpg
岐阜県 桧611本 松567本

●【愛知】資材倉庫4 江南倉庫1_無害化済.jpg
愛知県 桧19本 松125本 欅12本

●【奈良】資材倉庫1 奈良倉庫2_無害化済.jpg
奈良県 桧335本

●【高知】資材倉庫5 高知倉庫1_無害化済.jpg
高知県 桧402本
  

調達木材について

 調達した木材は、水揚げ後、または伐採後に粗製材を行い、乾燥を進めていきます。粗製材後の保管は、倉庫内で雨、湿気、直射日光を防ぎ、風通しの良い環境のもとで行います。
 直射日光を防ぐなど適切な環境のもとで木材を保管することにより、10年、20年経ったとしても木材の品質には影響しません。