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名勝名古屋城二之丸庭園の発掘現地説明会(第2回)実施状況お知らせ

 名勝名古屋城二之丸庭園の発掘の現地説明会を平成26年10月24日(金)及び25日(土)の両日、午前10時と午後2時の2回開催しました。
 秋晴れのなか、約400名の方々の参加があり、庭園の経緯や保存整備の現状に理解を深めていただきました。
 その時の資料については、下記の「名勝名古屋城二之丸庭園発掘現地説明会資料」からダウンロードできます。また、名古屋城正門の総合案内所でも配布しております。
 来年度も継続して説明会を開催する予定ですので、このホームページ上で日時等お知らせします。今回参加されなかった方もぜひ次回は足を運んでみてください。

二之丸庭園を「動画でご紹介」

【発掘調査成果】

 平成26年度の調査は、権現山(ごんげんやま)やその東側、栄螺山(さざえやま)を対象としています。今回は、権現山東の北半分と栄螺山の北側の調査区について参加者の皆さんに見学いただきました。
 権現山周辺では、明治以降に陸軍が入ってきた際に山の東半分ほどを削って兵舎が建てられていたことから、削られてしまった山の痕跡や園路などの周辺の施設が残されていないかを確認すること、栄螺山周辺では、茶席である多春園や園路などの施設が残されていないかを確認することを目的としています。
 権現山東では、陸軍が入ってきて以降の建物やそれらを解体する際に掘られた穴によって破壊されている部分が多くみられました。そのような状況の中でいくつかの遺構を確認しました。
 明治以降の成果として確認した陸軍期に伴うトイレ遺構は、まずレンガと甕(かめ)の組み合わせで作られたあと、コンクリートで作られた便槽の追加が行われたと考えられます。
 江戸時代の成果としては、調査区の北側で、茶席である「山下御席」に関わる可能性がある漆喰または三和土による構造物と庭園の北側を区切る塀とその雨落溝の痕跡の可能性がある石列と石組の溝を確認しています。東側でも石組と石列が確認され、石組は二時期のものが重なっていると考えられます。石列は四角形に成形された石とその間をつなぐように置かれた棒状の素材によって構成され、成形された石の上には柱が立つ可能性が考えられます。北西端では、『御城御庭絵図』に描かれているものに該当すると考えられる井戸も確認しています。
 栄螺山周辺では、コンクリートの基礎などがあり、明治以降多くの手が加えられている状況を確認しました。江戸時代の遺構面は現状の地表面から1.0mほど掘り下げた部分にあり、明治以降の厚い盛土のおかげで、想定以上に江戸時代の遺構の残りがいいことが確認されました。調査区西端の漆喰または三和土の広がりは、南側の一部は飛石と考えられる石が埋め込まれ、表面は赤く化粧されています。この西側には石が並びますが、庭園の西端の塀の礎石となる可能性があります。
 詳しい内容については、「名勝名古屋城二之丸庭園発掘調査現地説明会資料」(PDF形式,4,828KB)をご覧ください。

発掘現地説明会1

発掘現地説明会2

発掘現地説明会3

発掘現地説明会4

名勝名古屋城二之丸庭園の発掘現地説明会(第1回)実施状況お知らせはこちらからご覧ください。

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