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重要文化財名古屋城西南隅櫓保存修理工事現場見学会開催概要

開催日時

 平成26年8月6日(水)10:00~11:00、15:00~16:00

開催概要

 平成26年8月6日(水)、現在保存修理を行っている名古屋城西南隅櫓の工事現場見学会が開催され、165名の応募者の中から抽選で選ばれた50名の方にご参加をいただきました。
 西南隅櫓は、天守と同時期の慶長17年(1612年)に完成し、名古屋城内の他の隅櫓(西北、東南)と同じく国の重要文化財に指定されています。大正10年の災害により石垣の崩落とともに建物が倒壊しましたが、大正12年に当時の宮内省によって再建修理が行われました。
 近年、地盤沈下や経年劣化によって建物の傷みが激しくなったため、平成22年度から約90年ぶりの大規模修理工事を行っており、平成26年10月に完了予定です。
 現在、屋根や外壁など建物の外観についてはほぼ完成しており、見学会では、特別に工事現場に入っていただき、屋根瓦や懸魚 旧江戸城から譲り受けた青銅製の鯱、漆喰塗りの外壁などを間近に見ていただくことができました。
 また、見学会では、今回の西南隅櫓の保存修理工事の概要をご説明しました。
 今回の工事では、まず、建物全体を素屋根で覆い、各階を取り囲むように足場を設けた上で、建物を主要な構造部分(柱、梁)だけを残していったん解体しました。
 解体時には調査を行い、大正期の修理の際に、柱の位置が変わっていたり、元は柱だったものが梁として使われているということなどが分かりました。今回の保存修理工事においては、江戸期の建造当初の状態により近づけるため、それらをできるだけ元の位置に戻しており、壁についても大正期にモルタル壁となっていたものを、伝統技術を用いて土壁漆喰塗りに戻されております。
 建物を間近に見ることができるのが工事中の今だけとあって、参加者の多くの方が瓦や懸魚の文様や鯱も表情などを熱心に観察されていました。また、参加者からは「貴重な機会で、大変よかった。」との声もいただき、文化財についての理解を深めていただくことができました。

見学会の様子

名古屋城西南隅櫓保存修理工事現場見学会1

名古屋城西南隅櫓保存修理工事現場見学会2

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